10年以上吸っていたタバコの禁煙に成功した体験記①
私はかなりケチな性格でして、無駄なものにお金を極力かけずにひたすら貯金し続け10年間で3千万貯めた貯金厨なのですが、そんな私でも今まで10年以上お金をドブに捨てていたことがあります。それがタバコです。
世の中にある「お金の無駄ランキング」でかなり上位に位置するであろうタバコだけは昨年に禁煙に成功するまで10年以上ずっとやめられず吸い続けていました。
自分でいうのもなんですが、私ほどのケチが禁煙できないのですからやはりタバコというものはかなりの依存性をもっているのだと思います。
体には悪いし、お金もかかるし、周りに迷惑かけるし何一ついいところはないのですが、それでもやめられない。。
たばこを吸える場所は年々減っていき、喫煙者の肩身がどんどん狭くなっていく中で喫煙者の方でも「やめられるのなら本当はやめたい」と思っている人は結構多いと思います。
私も何回も禁煙をしては、失敗を繰り返し、もはや「禁煙のベテラン」と化していたのですが、この度やっと禁煙に成功しましたので、私が禁煙に成功した体験を上から目線で語りたいと思います。
最初の一週間
禁煙の方法はいくつかありますが、私はべたにニコチンガムで禁煙に成功しました。今までもニコチンガムで何度か禁煙を試み失敗していたので今回は少し自分の中のルールを変えて取組みました。
ニコチンガムは結構な値段します。一粒100円弱です。大きさは普通のガムと同じくらいなのにニコチンが含まれているだけで100円です。それで今まではニコチンガムの一日に食べる個数をケチっていました。しかし、そのせいでタバコを吸いたい欲求を抑えられず、結局タバコを吸ってしまい禁煙失敗となっていました。
なので今回は、ニコチンガムの一日に噛んでいい個数の制限はせず、ちょっとでもタバコを吸いたいなと感じたらニコチンガムを何個でも噛んでもよいというルールを自分に設定しました。その分、お金はかかるのですが最終的にタバコをやめられればそんなものはすぐ元がとれるでしょう。
結局、最初の一週間はニコチンガムを一日10個ぐらいは噛んでいました。ですので一日千円弱の出費になりケチな私としては結構きつかったのですが、タバコを吸うよりはましだとぐっと我慢しました。
ただ、無制限にガムを噛んでいたからといってもニコチンの摂取量はタバコを吸っていたときよりも少なくはなっているので、手や頭のしびれ、眠気、いらいらなど様々な症状がでてきました。
これは、禁煙あるあるだと思うのですがこのような症状が出てくると
「これでは、仕事に集中できずに仕事で大変なミスをしてしまいかねない。本当は吸いたくないんだけど仕事でミスするのはまずいのでしょうがないから吸おう」
という、謎の理論でタバコを吸う事を正当化しはじめます。確かに急に異常な眠気に襲われたりするのでその理論も一理あるのですが、今考えればタバコを吸いたいがために無理やり理由をつけていたのは明白です。
なので、自分正当化の誘惑が襲ってきそうになったらすぐさま仕事中でもガムをかむ、という事を繰り返していました。
こうして、何とか最初の一週間を乗り切る事ができました。よく禁煙に成功した人が「最初の一週間が一番きつい」と言っていますが、個人的には最初の一週間はきついのですがその後さらにきつい期間が待ち受けていました。その話は、長くなるのでまた続きを書こうと思います。
続く